PMS(月経前症候群)
- 2026年9月18日
- お知らせ
PMS(月経前症候群)
PMSは「Premenstrual syndrome(月経前症候群)」の略です。月経開始3〜10日前になると身体的・精神的に不快な症状が現れ、月経が始まるとその症状が解消されるものの総称をPMSと呼びます。その原因は女性ホルモンの変化と考えられており、セロトニンという脳内神経伝達物質の低下やビタミンの欠乏、ストレス、環境の変化などいろんな要因が複合的に重なることにより生じると言われております。セロトニンとは脳内の神経伝達物質の一つで必須アミノ酸のトリプトファンからビタミンB6を補酵素として合成され、セロトニンが少ないと精神的に不安定になりイライラしたり、感情の起伏が激しくなると言われています。
症状としては以下の通りです。
(体の症状)
生理前にイライラして怒りやすくなる
食欲がまして食べてしまう
眠気がひどい
頭痛がひどくなる
体がだるくなる
乳房の張りや痛み
お腹の張り
頭痛
(心の症状)
イライラする
怒りっぽくなる
憂うつになる
1治療内容:
抗PMS注射には、必須アミノ酸(トリプトファン)やビタミンB6、ビタミンCなどが配合されており、これらの成分によってなかなか改善しないPMS症状の軽減をサポートします。注射後の効果は、通常3-4日間持続します。
ビタミンB6と必須アミノ酸(トリプトファン)からセロトニンが合成されるということやビタミンB6の投与によりPMSの症状が改善するという報告のもと考えられている治療法ではありますが、日本では保険収載されていないため保険外治療となります。(J Clin Psychiatry 61, 2000 一部改)。注射当日はもちろん、翌日に体がとても軽くなる、イライラ感が解消する、落ち込んでいた気持ちがスッキリする、即効性があると報告されていますので興味がある方はまたクリニックへ御連絡をよろしくお願いします。
成分
ピリドキサール静注 1A
ハイプレアミン 1A
ビタミンC 15mg 1A
2通常必要とされる治療期間及び回数
治療期間はおおよそ月1回の投与で3ヶ月程度です。合計3回を予定しています。効果が乏しければ中途で終了されても結構です。
3通常必要とされる標準的な金額(最低金額から最高金額)
1回800円(税金込み、診察料無料)×3ヶ月で合計2,400円。希望者で1年間続けるとすると800円×12ヶ月で合計9,600円です。
治療における主なリスクや副作用(添付文書より抜粋)
ピリドキサール(ビタミンB6)発疹 下痢、嘔吐 肝機能異常注射部位の発赤、疼痛、皮下硬結(いずれも頻度不明)。
ビタミンC 血管痛(頻度不明)
ハイプレアミン(必須アミノ酸)発疹、悪心、嘔吐 胸部不快感、動悸、アシドーシス、悪寒、発熱、熱感、頭痛、血管痛。いずれも頻度不明
5治療を受けたことによるリスク、副作用
治療後稀に気分不良を生じる可能性があります。また点滴後も効果が感じられない方もおられます。その他治療後に副作用はありません。



