
AGAは皆さんご存じの方も多いと思いますが、男性型脱毛症です。FAGAのFはfemaleであり、女性脱毛症です。最近FAGAで悩んでいる方が増えてきているのが現状です。そこで当院でも保険外となりますが、FAGAの治療を開始します。
FAGA(女性型脱毛症)とは
•女性ホルモンの減少などにより、男性ホルモンの影響が相対的に強まることで起こる薄毛の症状です。
•「びまん性脱毛症」の一種で、髪全体のボリュームが減ったり、分け目が目立つようになったりするのが特徴です。
•加齢、ストレス、生活習慣の乱れなどが原因となります。
•最近はコロナ感染後の後遺症で脱毛症になってしまい苦労をしている方が増えています。
当院で今後そのような方に、保険外治療とはなりますが、「パントガール」を中心に治療を行っていきます。パントガールはドイツで開発された女性の薄毛治療薬(FAGA)であり、びまん性脱毛症に対して効果が認められています。パントテン酸カルシウム、ケラチン、シスチンなどの成分が配合されており、髪の成長に必要な栄養素を補給し、頭皮環境を整えることで髪のハリやコシを改善する「飲む育毛剤」とも呼ばれます。重篤な副作用の報告は少ないとされています。
パントガールについて
主な成分:
•パントテン酸カルシウム:毛母細胞の働きを助けます。
•ケラチン:髪の主成分であり、ハリやコシを高めます。
•シスチン:コラーゲンの生成に関わります。
•その他、ビタミンB群や薬用酵母なども含まれます。
期待される効果:
•抜け毛の減少。
•髪のハリやコシの改善。
•健康な髪の成長の促進。
•びまん性脱毛症や産後の脱毛の改善。
•白髪や爪の改善も期待できる場合があります。
副作用:
•頭痛、めまい、下痢などの軽度な副作用の可能性があります。
•妊娠中や授乳中の使用は推奨されていません。
注意点:
•効果まで通常3ヶ月以上の継続的な服用が推奨されます。
•効果には個人差があります。
当院での費用は、診察費無し、消費税無しで、初診料無しで、(FAGAお試しセット)1ヶ月11,000円です(2026年8月から円安による輸入額増加のため値上げと相成りました。申し訳ありません。)。
その他、ミノキシジル内服やアルダクトン内服を併用した、(髪ふさふさコース)1ヶ月17,000円もございますのでぜひご相談ください。
1治療内容:
初回は外来受診をしていただき、医師の診察をしていただきます。その後内服の内容を説明します。薬の成分、内容、利点、副作用などを説明させていただきます。同内容を理解したうえで同意書に署名いただいた後に内服処方を行います。
2通常必要とされる治療期間及び回数
治療期間は約3か月です。効果が乏しければ中途で終了されても結構です。
3通常必要とされる標準的な金額
3か月で合計33,000円です。別発生する費用はありません。
4治療における主なリスクや副作用(添付文書より)
•パントテン酸カルシウム: 副作用の報告なし
•ケラチン: 皮膚:ぴりぴり感、紅斑、そう痒感、疼痛、丘疹(0.1-5%未満)、皮膚の灼熱感、落屑(0.1%未満)
•シスチン: 副作用の頻度不明。報告なし。
•ビタミンB群:重大な副作用 ショック(頻度不明)
その他の副作用(頻度不明)発疹、そう痒感、悪心、嘔吐
5治療を受けたことによるリスク、副作用
アナフィラキシーやショック、湿疹がおこることがまれにあります。
(追記)ミノキシジルについて。
女性で薄毛に悩んでいる割合は約10%程度とされています。当院では上記のパントガールを中心に治療を行っていますが、今回ミノキシジルも採用しました。
ミノキシジルは、テレビで宣伝している大正製薬のリアップに含まれている成分です。こちらは塗り薬で直接頭皮に塗布しますが、今回は内服薬のミノキシジルについて説明いたします。まず簡単にいうと毛髪量を増やすには、生やすのと抜けないようにすることの両方が必要です。おそらく男性の脱毛症の治療の経験から抜けないようにするのがメインであると思われるのですが、やはり両方治療したほうが効率が良いと思われます。前者の毛髪が生えるのを促進するのがミノキシジル、後者の抜け毛予防がパントガールです。
ミノキシジルは血管を拡張させる作用があるため、もともとは高血圧治療の薬として用いられていました。しかし患者に、多毛の症状が現れたことから、発毛剤としての治験が開始されたのです。作用としては、血管を広げる作用があるため、血流が良くなります。血流が良くなると、毛細血管までしっかりと栄養を届けることができ、髪の毛に必要な栄養素が行き渡ります。さらに、毛母細胞を活性化させるため、発毛効果が期待できるのです。
血行促進: 頭皮の末梢血管を拡張し、毛根へ栄養や酸素を届けやすくします。ヘアサイクルの改善: 休止期にある毛包を成長期へ移行させ、成長期間を延長させることで、髪を太く長く育てます。実感までの期間: 効果が現れるまで一般的に約3〜6ヶ月の継続が必要です。
ミノキシジルの塗り薬より内服のほうが頭皮全体に高濃度に到達するため効果が高いのですが一方で副作用も高いといわれています。副作用は下記の通りです。
多毛症(体毛の増加): 約4%〜94%(低用量では10%未満、高用量では50%以上になることもあり、報告により幅が大きい)むくみ(手足や顔の浮腫): 約1%〜10%動悸・息切れ: 約1%〜5%頭痛・めまい・血圧低下: 約0.4%〜14%肝機能・腎機能障害、心臓疾患: 頻度不明
注意点ですが、内服初期には服用開始後に一時的に抜け毛が増える初期脱毛は、副作用ではなく発毛効果が現れ始めているサインです。初期脱毛はヘアサイクルの正常化に伴う生理現象であり、弱った毛髪が新しい健康な毛髪に押し出されることで起こります。
服用を始めてから数週間〜1ヶ月程度で始まり、2〜3ヶ月で落ち着くのが一般的な経過となります。
なお、ミノキシジルの内服薬は、厚生労働省に承認されていないため、保険外資料となります。
当院での費用はミノキシジル2.5mg 1日1錠 50錠(つまり50日分)で5,000円(診察料、消費税込み)です。
必要とされる治療期間及び回数:最低6ヶ月を予定しています。効果が乏しければ中断終了いたします。ご自身が満足できる頭髪量になれば漸減し、塗り薬へ変更していく予定です。
通常必要とされる標準的な金額(最低金額から最高金額)20,000円(半年継続)から200,000円(約5年継続して漸減、塗り薬へ変更)。
治療をうけたことによるリスク、副作用
前述の多毛、動悸・息切れ・不整脈といった心臓関連の副作用、むくみなどがリスクとしてあります。
ご興味のある方はクリニックへ御連絡宜しくお願い申し上げます。