発熱外来について。
- 2023年1月16日
- お知らせ
皆様、行動制限の無い3年ぶりのお正月はいかがでしたでしょうか?今年は新型コロナウイルス、インフルエンザの同時感染が予想されていて、京都市、京都府からの要請があり、年末年始に発熱外来を行っていました。連日、20人から30人来られて、普通の外来をしているような忙しさであり、一度も防護服の防護マスク、防護眼鏡を外すことなく外来が終了した怒涛の4日間でしたが、少しでも多くの患者様のお役に立てたのなら幸いです。またこの場を借りて年末年始に働いていただいた当院スタッフの方々、また門前薬局のダックス山科大塚店の薬剤師先生方にも感謝申し上げます。
さて、年始が始まっても発熱外来を行っております。申し訳ございませんが、お電話を先にいただくことと、風邪症状や熱が前にあった、家族がコロナウイルスやインフルエンザ陽性であるつまり濃厚接触者の方は院外での対応となりますので、ご了承いただきますよう宜しくお願い申し上げます。駐車場が27台ありますので車の中での検査対応となること、検査時間が20分程度ですが、その後の会計や薬処方でまたダックス山科店から薬を持ってきてもらうので1時間以上は待ち時間があることをご理解いただけますと幸いです。
さて、12月までは新型コロナウイルス陽性の方が多かったですし、この2年間インフルエンザがまったく病院でもおられませんでした。しかし12月末からインフルエンザの方もすごく増えて参りました。特に幼稚園、小学生、中学生はすごく山科で増えている印象です。
ところでインフルエンザは1医療機関当たりの1週間の患者数が、全国で1人を超えると「全国的な流行期」入りとされています。2022年第51週(2022年12月19日~12月25日)では1医療機関当たりの1週間の患者数:1.24「全国的な流行期」 に入り、さらには2022年第52週(2022年12月26日~2023年1月1日) 1医療機関当たりの1週間の患者数:2.05と前週から増加しています。当院でも
1月5日木曜日 陽性者数 コロナ:8名 インフル:3名
1月6日金曜日 陽性者数 コロナ:6名 インフル:2名
1月7日土曜日 陽性者数 コロナ:5名 インフル:2名
と徐々に発熱者の中にコロナだけではなくインフルエンザの割合が増えてきました。
インフルエンザは現時点では本格的な流行とは言えないにしても、まさに恐れていたインフル・コロナの同時流行:ツィンデミックを迎えているのではと感じますので現在当院では新型コロナ抗原検査とインフルエンザ抗原検査を同時にできる検査キットで行っております。新型コロナウイルスPCRも希望の方には行えますが、当院では1.5日検査結果がでるのに時間がかかることをご了承ください。