内視鏡検査について|たきもと内科クリニック|京都市山科の内科・消化器内科・糖尿病内科

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内視鏡検査について|たきもと内科クリニック|京都市山科の内科・消化器内科・糖尿病内科

内視鏡検査について

皆様、こんにちは。秋深くなって参りましたがいかがお過ごしでしょうか。本日は内視鏡検査についてお話させていただきます。以前は胃カメラという名前で、本当に先端にカメラがついていました。戦後まもない時期、東京大学分院の外科の宇治先生とオリンパス株式会社が開発しその後発展してきました。現在は、先端はカメラがついておりませんが、患者さまにわかりやすいようにこの胃カメラという言葉は使っていますが、専門家同士の会話では上部消化管内視鏡検査とか、EGD(esphago-gastro-duodenoscopy;食道胃十二指腸検査)といっております。また、最近のスコープには画像協調内視鏡検査や拡大内視鏡がついています。画像協調内視鏡検査はオリンパス社ではNBI(Narrow Band Imaging)、富士フイルムではBLI(Blue LASER Imaging)といいます。私たちが赤い色がなぜ赤く見えるかというと、例えば赤信号では、光の三原色である、緑色、青色が吸収されて、赤い色のみ反射されるので赤い色に見えます。また消化管のがん、胃がんや食道がん、大腸がんは内視鏡で見たときに、粘膜表面から発生してかつ血管が不整かつ豊富となります。そこで赤い色が目立つように、赤い色が強調するようにしたのが画像協調内視鏡です。当クリニックでも採用していますのでこれを用いて早期の小さながんの発見にこころがけています。また、時代とともにまた患者様の希望もあり細径にもなってきました。細径にすると患者様にとっては鼻から挿入できたり口から挿入しても嘔吐反射が少なくなるメリットもありますが、デメリットとして、拡大検査ができない、画素数が落ちる、明るさが落ちる、水の吸引力が落ちるといわれてきました。しかし、時代とともに画素数は最近の内視鏡は技術の進歩とともに通常径の内視鏡と比較しても遜色が無い画素数になっていると日々感じます。当院での内視鏡は細径内視鏡を導入して、胃カメラをしています。ぜひ皆様気軽に受けに来てください。当日絶食でいたり、朝ごはん食べてしまっても昼がゼリーのみしていただければ夜診のときでも当日カメラ対応させていただきます。ただ鎮静剤(少し眠くなります)希望であれば、車で来院はしないようによろしくお願いします。