自費診療|たきもと内科クリニック|京都市山科の内科・消化器内科・糖尿病内科・小児科・皮膚科 美容、アンチエイジング

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自費診療

自費診療|たきもと内科クリニック|京都市山科の内科・消化器内科・糖尿病内科・小児科・皮膚科 美容、アンチエイジング

自費診療

自費診療

老化は中年期以降に必ず生じる肌の衰え、体力低下、記憶力の低下、倦怠感(なんとなくしんどい)、更年期障害、老眼、難聴などがあります。さらに体の代謝も年齢と共に悪くなり、太りやすい体質となり肥満、メタボ、糖尿病や高血圧の悪化、便秘なども生じます。アンチエイジングとは、加齢による身体の機能的な衰え(老化)を少なくすることです。言い換えると、「いつまでも若々しくありたい」「元気でいたい」という誰もが抱いている願望を叶えることです。

見た目が若くなったね、綺麗になったね、痩せたね、元気ですねといわれたい気持ちは老若男女どなたにもあると思います。当クリニックでは、プラセンタ治療(更年期障害、若返り)、白玉注射(ビタミン注射、滋養強壮、肌荒れ)、ニンニク注射(滋養強壮)、プラセンタ高濃度化粧品、ダイエット治療(GLP-1ダイエット)、AGA(髪の毛が薄い)治療、ED(勃起障害)治療、善玉菌健康法など、皆様の悩みを少しでもやわらげれるよう治療を行っております。保険内診療は困難ですが、できる限り安価の自費診療を提案しておりますのでまたご来院された際にはスタッフへご相談ください。

自費診療は、保険外診療となり、その副作用は救済の対象とならない場合がありますので慎重に当クリニックで対応させていただきます。リスク、副作用については動悸、頭痛、嘔気、食欲低下、献血が不可になるなどがありますので診療時に詳細にご説明させていただきます。SNS(Instragram)でも情報を公開して参りますのでご参考にしてください。

巻き爪治療

巻き爪治療

巻き爪治療で巻き爪マイスターという治療を行っています。

巻き爪治療。

巻き爪マイスター+リネイルゲル

巻き爪の痛み、見ためで悩んでいる方、相当数おられると思います。

巻き爪は、コロナ感染で爪が剥がれた、深爪や足に合わない靴を履くなど爪に加わる力のバランスが崩れることでおこります。爪が横から強く圧迫されたり、逆に爪が下から受ける力が弱くなったりすると、爪の端が内側に向かって巻いていくと考えられています。

当院ではマルホ株式会社からの商品で治療を安価に行っています。

「巻き爪マイスター リネイルゲル」です。

【巻き爪マイスター】

  • 超弾性合金ワイヤが、持続的に爪のわん曲を矯正します。
  • ワイヤをコイルが抱合する設計であり、安全性に配慮しています。
  • ばねの伸縮を利用して、フックを爪側縁に引っかけることで、比較的短時間で装着できます。
  • 爪を自然な形で矯正できる設計です。また、爪の根元側の矯正効果も期待できます。

注意:爪は長めにしておいてください。スクエアカット(端をあまり切らない)にしておいてください。来院時は器具準備や治療時間がある程度かかりますので予約をお願いします。

【リネイルゲル(有効成分:アセチルシステイン)】

  • 爪の中に浸透して一時的に組織の結びつきを外すことで、爪を軟らかくし、巻き爪の矯正効果を高める薬剤です。

リネイルゲルで爪を柔らかくして、巻き爪マイスターのバネの作用で曲がった巻いてしまった爪を矯正する効果があります。

〈費用〉

巻き爪マイスター+リネイルグル 17,000円 (診察料、消費税代金全て込み)(バネが外れた時に対応する料金もはいっています。追加でバネが必要になればプラス5,000円となります。)

追加分料金(診察料・消費税込み)

巻き爪マイスター 1個5,000円

リネイルゲル 1個5,000円

テーピング 1個1,000円

申し訳ありませんが、本治療は保険外で自費診療となります。

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マイヤーズ・カクテル点滴について

マイヤーズ・カクテル点滴について

マイヤーズ・カクテル(Myers’ Cocktail)点滴について、最初に自由診療における総論内容を記載し、その後に各論を述べさせていただきます。

1治療内容:

初回は外来受診をしていただき、医師の診察をしていただきます。点滴内容を説明します。薬の成分、内容、利点、副作用などを説明させていただきます。同内容を理解したうえで同意書に署名いただいた後に、点滴室で点滴治療を行います。治療はおおよそ30分程度の点滴で終わります。点滴中やその後に気分不良があればスタッフへお声がけください。
マイヤーズ・カクテル点滴は、下記の成分が点滴内に入っております。

  • 生理食塩水200ml
  • 硫酸マグネシウム(マグネシウム)20% 20ml
  • カルシウムグルコン酸(カルシウム)5% 5ml
  • ヒドロキソコバラミン(ビタミンB12)1,000μg/ml(B12) 1ml
  • ピリドキシン塩酸塩100mg/ml(ビタミンB6) 1ml
  • デクスパンテノール250mg/ml(ビタミンB5) 1ml
  • ビタミンB1 150mg
  • ビタミンC 15mg

2通常必要とされる治療期間及び回数

治療期間は週一回の投与で2か月です。合計8回を予定しております。効果が乏しければ中途で終了されても結構です。

3通常必要とされる標準的な金額(最低金額から最高金額)

1回5,000円(税金込み、診察料無料)×4週間×2か月で合計4,0000円です。別発生する費用はありません。

4治療における主なリスクや副作用(添付文書より抜粋)

硫酸マグネシウム:下痢、吐き気、嘔吐、口の渇き(頻度不明)
・カルシウムグルコン酸:食欲不振 、 悪心 、 嘔吐 、 便秘 、 胃痛 、 倦怠感(頻度不明)重大な副作用;高カルシウム血症 、 結石症(頻度不明)
・ヒドロキソコバラミン:重大な副作用 アナフィラキシー(頻度不明)、急性腎障害(頻度不明)
その他副作用(頻度不明)
臨床検査 リンパ球数減少、着色血漿
心臓障害 心室性期外収縮、心拍数増加
神経系障害 記憶障害、浮動性めまい
眼障害 眼部腫脹、眼刺激、眼の発赤
呼吸器、胸郭及び縦隔障害 胸水、呼吸困難、咽喉絞扼感、咽喉乾燥、胸部不快感
胃腸障害 腹部不快感、消化不良、下痢、嘔吐、悪心、嚥下障害
腎及び尿路障害 着色尿暗赤色(特に投与3日後まで著明で、投与35日後まで持続する場合がある)
皮膚及び皮下組織障害 可逆性の皮膚及び粘膜の着色、膿疱性皮疹(数週間持続する場合がある)
血管障害 一過性の血圧上昇(通常数時間で回復する)、ほてり、血圧下降
全身障害及び投与局所様態 頭痛、注射部位反応、末梢性浮腫
免疫系障害 血管神経性浮腫を含むアレルギー反応、皮疹、蕁麻疹、そう痒症
精神障害 落ち着きのなさ
・ピリドキシン塩酸塩 重大な副作用 紋筋融解症(頻度不明)
その他の副作用(頻度不明)皮膚光線過敏症、下痢、嘔吐、肝機能異常
・デクスパンテノール 腹痛、下痢(頻度不明)
・ビタミンB1 重大な副作用 ショック(頻度不明)
その他の副作用(頻度不明)発疹、そう痒感、悪心、嘔吐
・ビタミンC 血管痛(頻度不明)
・生理食塩水 特に記載なし

5治療を受けたことによるリスク、副作用

治療後まれに気分不良となる方がおられます。効果が感じられない方もおられます。その他治療後に副作用はありません。

下記が マイヤーズ・カクテル点滴の各論の説明となります。ご参考に一読下さい。

マイヤーズ・カクテル(Myers’ Cocktail)は、ビタミン・ミネラル点滴です。欧米では定番の治療で、慢性疲労、喘息、偏頭痛など様々な疾患に効果があります。マイヤーズ・カクテルは「適切な栄養素を最適な量で投与して疾病の予防と治療をする」というオーソ・モレキュラー療法(分子栄養療法)です。

1.マイヤーズ・カクテル点滴の歴史

メリーランド州の開業医ジョン・マイヤーズ (John A. Myers)医師は、ジョンズ・ホプキンス大学で電気工学を修了してから医学の道に進んだ経歴です。米国ボルチモア市で家庭医として開業する傍ら、ジョンズ・ホプキンス大学でも教鞭をとっていました。特に人体における微量ミネラルの代謝に興味を持ち、米国臨床栄養学会を創設しました。マイヤーズ医師は、研究の傍ら自分のクリニックで患者にビタミンとミネラルの点滴をしていました。ところが1984年にマイヤーズ医師が亡くなり、クリニックは閉院してしまいましたが、マイヤーズ医師の死後にゲイビー医師が点滴を再現しました。
2002年、ゲイビー医師は再現した点滴処方について医学誌に発表、この点滴を博士の功績を讃えて「マイヤーズ・カクテル」と名付けました。ゲイビー医師は様々な学会や講演会でマイヤーズ・カクテルを紹介、今では世界中に「マイヤーズ・カクテル」が知られるようになりました。マイヤーズ医師は、独自の点滴を用いて、30年以上にわたって喘息や、慢性疲労、うつ病などに対して治療していました。

2.マイヤーズ・カクテルの内容

人間に必要な栄養素であるビタミンとミネラルを点滴投与する治療法です。このままだと単なる栄養療法です。しかし、マイヤーズ・カクテルはビタミンやミネラルを直接血管内に投与することで血中にビタミンとミネラル濃度が急速に上昇し、様々な有効な薬理学的な効果(コラーゲン生成の促進、メラニンの生成の抑制、抗酸化作用)を生じ、多くの美容・健康効果が期待できます。
またビタミンCは高濃度だとがん細胞やウイルスを殺し、中等度だと抗アレルギー作用、通常量だと抗酸化作用と栄養的な効果を発揮します。ビタミンC点滴一つとっても、がん、インフルエンザ、アレルギーの治療、そしてアンチエイジングまで幅広く効果が期待できます。コラーゲンの生成の抑制、抗酸化作用などの多くの美容、健康効果が期待できます。その他にも、かぜの予防、アレルギー症状の軽減、疲労回復、口腔内や体内の炎症沈静、歯周病の予防など幅広い効果が期待できます。また、がんの予防、生活の質改善や体調維持効果が発表されています。
さらにマグネシウムが人体に効果をきたします。マグネシウムは、血管平滑筋および気道の平滑筋の両方の筋肉を緩めます。その作用機序により片頭痛や気管支喘息に有効と考えられます。そして、点滴であるために、口から接種するよりも、多くのマグネシウムを入れることができます。マグネシウムは細胞のエネルギーを作るところであるミトコンドリアを回すためにとても必要です。ミトコンドリアが回れば、エネルギーが作られて、疲労症状にも有効と考えられます。

3.マイヤーズ・カクテルの適応症および効果

アラン・ケイビー医師の論文Alternative Medical Review, 2002; 7(5):389、Intravenous Nutrient Therapy: the “Myers’ Cocktail”から下記の適応症について記載いたします。
アラン・ケイビー先生は、マイヤーズ・カクテルを使用して、11年間で15,000回の注射をおこなった経験から、以下の病態に反応したと報告しています。

  • 疲労(慢性疲労症候群を含む)
  • 喘息発作
  • 片頭痛
  • 線維筋痛症
  • 痙攣
  • 上気道感染症
  • 慢性副鼻腔炎
  • 蕁麻疹
  • 月経困難症

上記以外に、当院では、がん患者の疲労回復、アンチエイジング、美白効果、かぜの予防、アレルギー疾患に対して適応としています。

(効能・効果)

〇美容・美肌・アンチエイジング:

・ビタミンCが血中に急速に吸収されることにより、コラーゲン生成の促進、メラニンの生成の抑制、抗酸化作用を生じ皮膚の修復、美肌、美白となります。
・マグネシウムは、肌のバリア機能を強化し、保湿効果を高めるなど、美容にも様々な効果があります。肌の保湿、くすみ対策、乾燥防止、抗炎症作用などが期待され、肌トラブルの軽減にも役立つと考えられています。また、マグネシウムは髪や爪の健康維持にも関与しており、頭皮環境の改善や髪の健康をサポートします。
・ビタミンB群は、肌のターンオーバーを促進し、肌荒れやニキビを予防する効果が期待できるため、美容に効果的な栄養素として知られています。特にビタミンB2は「美肌ビタミン」と呼ばれ、肌の健康を維持する上で重要です。
・ビタミンB6は、皮脂の分泌を抑え、ニキビの予防に効果的です。また、ビタミンB群は、炎症を抑える働きもあるため、肌荒れや湿疹の改善にも役立ちます。
・カルシウムは美容にも重要な栄養素です。肌のハリやツヤを高め、乾燥肌の改善にも役立ちます。また、髪や爪を強くし、健康的な状態を保つ効果も期待できます.
・ビタミンB5(パントテン酸)は、パンテノールという言葉をお聞きになったことがあると思いますが、美容において様々な効果が期待される栄養素です。肌の保湿を促進し、ターンオーバーを正常化させることで、肌荒れやニキビの改善、シミ・シワ予防に役立ちます。また、毛髪の健康維持にも貢献し、髪の成長促進や耐久性向上、脱毛・枝毛の抑制など、美容効果が期待できます
・ビタミンB12は、美容面において様々な効果が期待できます。タンパク質やコラーゲンの生成をサポートし、肌のハリや弾力を向上させます。また、抗酸化作用も持ち、アンチエイジング効果も期待できます。

◯慢性疲労:

・マグネシウムは、ミトコンドリアというエネルギーを作るところの酵素が働くために、必須のミネラルです。
・ビタミンCは、疲労回復やストレス対策に役立つ栄養素です。疲労を引き起こす活性酸素を抑える抗酸化作用や、ストレスによるコルチゾール分泌を和らげる働きが知られています。
・ビタミンB2は、糖質、脂質、タンパク質の代謝に関わり、エネルギー産生に重要な役割を果たします。疲労が慢性的に続く場合、ビタミンB2の不足が考えられます。また、ビタミンB2はストレスによる体調の変化にも影響を与え、改善効果が期待できます。
・ビタミンB6は、タンパク質の代謝に関わるビタミンで、疲労回復や精神安定に効果があると言われています。特に、タンパク質をエネルギーに変える際に必要とされ、筋肉や血液を作るにも関わっています。不足すると、肌荒れやイライラなどの症状が出ることもあります。
・ビタミンB5は、エネルギー代謝を正常に保つために必要な栄養素であり、疲労回復に役立ちます。特にストレスが多い時に不足しやすく、疲労、無気力、不眠、脱毛などの原因になる可能性があります。また、免疫力強化にも貢献し、風邪の予防にも役立つとされています。
・ビタミンB12が不足すると、貧血や神経障害などにより、疲れやすさや倦怠感が増す可能性があります。ビタミンB12は血液の生成や神経機能の維持に欠かせない栄養素であり、不足するとこれらの機能が低下し、疲労感を感じやすくなります。

◯喘息:

マグネシウム点滴というのが呼吸機能を改善するようです。
そして、カルシウムに関しても研究されていて、やはりカウルシウムの血管内投与で
喘息症状の改善をみたとのことでした。そして、他のビタミンも有益な効果を示していると考えられています。

◯線維筋痛症

線維筋痛症とは、全身の痛みが続いてなかなかとれない疾患です。論文では、マイヤーズ・カクテルが48才の女性にとても有効だったという事例がのっています。そして、さらに栄養療法を加えることで痛みが激減しました。線維筋痛症の患者において、細胞内のマグネシウム濃度が低下しており、これが、マイヤーズ・カクテルが有効であった原因と考えられました。

4.副作用

点滴に用いる薬がビタミンとミネラルだけですので、副作用の心配はありません。
マイヤーズ・カクテルの副作用として下記の可能性があります。
胸に違和感を感じ、その後に女性では、膣に、男性は、直腸部に移動します。視力と色覚が過敏になる方もいます。この感覚は、人によっては1〜2日続くことがあります。また、点滴速度が早いとマグネシウムの関係で、血圧が低下することがあります。そのため、虚弱体質の方には、容量を少なく開始する方が安全です。また、カリウムが低下している、もしくは、カリウムを低下させる薬を飲んでいる場合は、痙攣などの副作用が起こることがあり注意が必要です。
マイヤーズ・カクテルに使用している薬の一つ一つは薬価収載されていますが、健康保険の適応にはなりません。すべて自分で治療費の全額を支払う自由診療となります。

水いぼクリーム

夏に流行する小児の水いぼについて

水いぼクリーム

水いぼが流行する夏となりました。主に子どもに発生する皮膚感染症の一つで、ウイルスによって引き起こされます。 感染すると、皮膚の表面に小さなしこりが現れ、これが特徴的な「水いぼ」です。
「水いぼ」はウイルスによる感染症で、小児の約5〜10%が感染するとされる比較的ありふれた病気です。
見た目は肌色〜白色の小さなぷつぷつで、中央にくぼみがあり、水ぶくれのように見えるのが特徴です。
水いぼ自体は痛みはないものの、ときに強いかゆみを伴い、プールや兄弟間で感染が広がることもあり、保護者の方にとって悩ましい皮膚トラブルの一つだと思います。

下記の質問をよくいただきます。
登園、プールについてはどう指導したらいい?
保育園幼稚園学校への登園登校に問題はない。このことは皆さんご存じでしょう。では、プールは入れますか?という質問をよくうけます。プールの水で他人にかかるから(水いぼ)と命名されたくらいですから。
日本皮膚科学会から下記の統一見解がでています。
https://www.dermatol.or.jp/modules/publicnews/index.php?content_id=5
 そこに、以下のような記載があります。

プールに入ってもいいの?
2) 伝染性軟属腫(みずいぼ)
プールの水ではうつりませんので、プールに入っても構いません。ただし、タオル、浮輪、ビート板などを介してうつることがありますから、これらを共用することはできるだけ避けて下さい。プールの後はシャワーで肌をきれいに洗いましょう。

つまり軟属腫はプールには入ってもよい。ビート板、タオルなどの共用は避ける。ということです。ただ一つの水いぼがひっかいてつぶれると自家感染でどんどん増えます。経験上陰部や汗が多いところによくできます。兄弟姉妹でうつることも多々あります。
あまり本人は気にしていないことも多いですが親御さまから治療を希望されます。
水いぼの治療:取るか取らぬか。
摘除は直接ウイルスを取り除くため即効性が高く、短期間で治療可能なのが最大のメリットです。しかし、非常に痛い治療であり、数が多い場合は痛みが強すぎて対処が難しいことも事実です。皮膚科、小児科の先生方でも意見が別れます。私が宇治徳洲会病院で皮膚科の先生に外来で指導をうけていたときは、絶対取らないと指導されました。しかし滋賀守山の開業医の小児科先生に教えてもらっていたときは、広がらないように、また見た目をよくするために、家族感染しないように取るべきと教えてもらい、私も同じ意見でした。トラコーマ鑷子(せっし)という、専用のつまむ器具でちぎりとります。
しかし、実は放置してていても数ヶ月から1−2年くらいで自然免疫で治ることも多く、成人まで持ち越すことはほぼない、かつ摘除するのは麻酔テープ貼っても痛いです。
そこで、悩んでいましたら、その前述の守山の小児科先生から下記のクリームをすすめられました。水いぼ専用クリーム(m-BFクリーム)。最近は当院でもこのクリームをご提案しております。
・朝晩2回、少し水いぼより広めに伸ばして塗布
まだエビデンスは無いし、保険も通らないので自費診療となりますが、なにより痛くないのが良いとのおすすめをいただいたので現在2人の患者様に使用しております。
成分:抗菌作用のある「銀」を主成分に、高い保湿効果のある「サクラン」を配合した保湿クリームです。副作用は稀ながらかぶれです。重篤な副作用はありません。
mBFクリーム外用(痛みの少ない塗り薬治療) 3から6ヶ月程度根気よく塗り続けることで約8割の症例で水いぼが改善したとのデータもあります。
mBFクリーム(正式名称:3A M-BF CREAM)は、水いぼ(伝染性軟属腫)治療のために開発された世界初の専用保湿クリームです。主成分として銀イオンを配合し、これがウイルスに対して抗ウイルス作用を示します。銀イオンは古くから傷の消毒などに用いられてきた成分で、低濃度でも細菌・真菌・ウイルスを抑制できることが報告されています。
費用:自費診療 1本2,500円(税込み)
市販はされておらず、医療機関でのみ取り扱いとなりますので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。
また以前からの治療である(いぼ摘除)も一日で終わりますし一気にすべてが取れてきれいになりますのでご希望であればご相談ください。